2013年6月15日土曜日

個性の分析と評価=ヒューマンアセスメント(11)-【運転適正】(最終回です。)

個性を分析する問題回答から得られる様々なフィードバック-【運転適正】

個性の分析と評価=ヒューマンアセスメント(10)の続きです。

いよいよ最終回です。興味のある方は、ヒューマンアセスメント(1)から順に読んでくださいね。

実は、この【運転適正】は某福祉企業の関西エリア部長の以来を受けて作成しました。時間を掛けて作成しましたが、いまだに注文がありません。残念ですね。

作成の目的:

  1. 1日に数百台の車が動いているので、それぞれの運転手の事故のリスクを軽減するために役立つ分析とフィードバック。
  2. たんに運転手の運転適正検査ではなく、フィードバック資料を基にカウンセリングができるように。
大雑把に言えばこの2点かな。

とりあえず、【運転適正】のフィードバックをご紹介しましょう。

【運転能力】・【特性分布】・【環境対応力】の3種類の適正をフィードバックします。


  1. 最初のページに【運転能力】・【特性分布】・【環境対応力】による総合評価が書かれています。
  2. 【運転能力】は以下の8項目が点数によって降順ソートされ棒グラフで表示されます。
    (1)状況認知力(2)操作敏捷性(3)状況判断力(4)操作実行力(5)操作正確性(6)操作持続性(7)状況分析力(8)操作研鑽力

    ※各項目の意味を説明しています。
  3. 【特性分布】は以下の12項目が点数によって降順ソートされ棒グラフで表示されます。

    (1)情調性
    (2)衝動性
    (3)自己顕示性
    (4)虚栄心
    (5)攻撃性
    (6)神経過敏性
    (7)低順応性
    (8)保守的志向性
    (9)几帳面性
    (10)悲観性
    (11)利己主義性
    (12)自己中心性

    ※各項目の意味を説明しています。
  4. 【環境対応力】は以下の8項目が点数によって降順ソートされ棒グラフで表示されます。

    (1)機動力
    (2)機知力
    (3)協調性
    (4)安定性
    (5)責任感
    (6)忍耐力
    (7)分析力
    (8)遵守力

    ※各項目の意味を説明しています。


【運転適正】のはじめの総合評価


 【運転能力】


【特性分布】


【環境対応力】


今回でシーズンコンサルテーションの分析とフィードバックは終わりです。このシリーズは、弊社のシーズンアセスメントWEBページで掲載する予定です。

また機会がありましたら、シニアコンサルテーションをご紹介しましょう。

それでは・・・・




2013年6月14日金曜日

個性の分析と評価=ヒューマンアセスメント(10)-【リーダーシップ適正】

個性を分析する問題回答から得られる様々なフィードバック-【リーダーシップタイプ適正】

個性の分析と評価=ヒューマンアセスメント(9)の続きです。

どのような問題に解答すると、これらのフィードバックが得られるかは、個性の分析と評価=ヒューマンアセスメント(1)から順に読んでください。

今回は、【リーダーシップタイプ適正】です。この意味について詳しい説明は必要ありませんね。

リーダーシップタイプは15項目あります。

  1. 民主型
  2. 危機型
  3. 奉仕型
  4. 専門家型
  5. 模範型
  6. カリスマ型
  7. 変革型
  8. 自由放任主義型
  9. 宗教型
  10. コーチ型
  11. ビジョン型
  12. 関係志向型
  13. 取引型
  14. 仕事志向型
  15. 官僚型
それぞれのリーダータイプを構成する8つの要素があります。
例えば、
  • 民主型
     (1)許容力
     (2)能弁力
     (3)配慮力
      (4)調整力
     (5)分別力
     (6)正直力
     (7)謙虚力
     (8)計画力

  • 危機型
     (1)機知力
     (2)自信力
     (3)即決力
     (4)実行力
     (5)組織力
     (6)計画力
     (7)統率力
     (8)分析力

  • 奉仕型
      :
      :
      :

次のようにフィードバックされます。

  • 15項目のリーダタイプが適正だと思われる順に棒グラフで表示されます。
  • それぞれのリーダータイプを構成する8つの要素が得点の高い順に表示されます。
ただ単にリーダータイプが棒グラフで表示されるだけでなく、それぞれのリーダータイプを構成する8要素も得点順に表示されるので、強い要素、弱い要素を確認することができます。

それでは、いつものようにサンプルをご覧ください。



【リーダーシップタイプの表示】


【リーダーシップタイプの内容】




 【リーダーシップタイプの要素の表示】



次回は最終回です。【運転適正】をご紹介します。

それでは・・・・。





2013年6月1日土曜日

個性の分析と評価=ヒューマンアセスメント(9)-【組織対応力適性】

個性を分析する問題回答から得られる様々なフィードバック-【組織対応力適性】

個性の分析と評価=ヒューマンアセスメント(8)の続きです。

いつものように、呪文のようにお話しするのは、文章問題、イメージ問題の回答数によって16のタイプに分類されます。このタイプ分類と回答数によって、色々なフィードバック資料が作られます。

今回は、【組織対応力適性】です。組織対応力を知り、組織の中で同様に行動すれば良いのかが分かるでしょう。

組織対応力は11項目あります。

・表現力~自分の考えを充分に表現できるか
・抑制力~セルフコントロールできるか
・コミュニケーション力~人と充分な会話ができるか
・遵守力~ルールを守ることができるか
・感謝力~素直に感謝できるか
・行動力~目的を達成するために活動できるか
・理解力~相手を充分に理解でいるか
・協調力~人と力を合わせて助け合うことができるか
・解決力~問題を解決できるか
・リスク管理力~リスク予防対策、緊急時対応、復旧対策に対して行動できるか
・計画力~目的に合わせて計画を立てることができるか

この11項目が点数順に棒グラフで表示されます。











































そして、それぞれの組織対応力は8つの要素で構成されています。例えば、

【表現力】-・ユーモア性/・会話力/・自信/・配慮力/・積極性/・正確性/・印象深さ/・信頼性の8要素です。

【抑制力】-・回復力/・機知力/・自信/・配慮力/・冷静さ/・慎重さ/・合理性/・分析力の8要素です。
   ・
   ・
   ・


この要素も点数の高い順にソートされます。

繰返しになりますが、組織対応力の項目は、点数の高い順に棒グラフで表示されます。そして、それぞれの組織対応力の項目を構成する8要素も点数の高い順に表示されます。










































組織内での活動に組織対応力は非常に役立つでしょう。

次回はリーダーシップタイプ適性のお話です。